平均値計算ツールの使い方
- 数をスペース・カンマ・改行で区切って入れます(最大1,000個)。Excel やスプレッドシートの列をコピーして貼り付けても計算できます。
- 平均・合計・個数のほか、中央値・最頻値・最小〜最大・分散・標準偏差がまとめて表示されます。
平均の求め方
平均 = 合計 ÷ 個数 です。テストの点数が 80・90・70・60・50 点なら、合計 350 ÷ 5 人 = 70点。0点のデータも個数に数えるのを忘れないようにしましょう。
仮平均を使うと計算が楽になる
数が大きいときは、だいたいの値(仮平均)を決めて、そこからの差だけを平均すると計算が楽になります。身長 152・148・155・160・150cm の平均を、仮平均 150cm で計算すると:
- 150 との差:+2、-2、+5、+10、0(合計 15)
- 差の平均:15 ÷ 5 = 3
- 平均:150 + 3 = 153cm
平均・中央値・最頻値の違い
| 値 | 意味 | 例(2, 4, 4, 4, 5, 5, 7, 9) |
|---|---|---|
| 平均 | 合計 ÷ 個数 | 40 ÷ 8 = 5 |
| 中央値 | 小さい順に並べたときの真ん中(偶数個なら真ん中2つの平均) | (4 + 5) ÷ 2 = 4.5 |
| 最頻値 | いちばん多く出てくる値 | 4(3回) |
平均値・中央値・最頻値は、データを1つの数で代表させる「代表値」で、小学6年生で習います。
平均値と中央値の使い分け
一部だけとても大きい(小さい)値があると、平均はその値に引っぱられます。5人の年収が 300・350・400・450・3,000万円なら、平均は 900万円 ですが、中央値は 400万円 です。この場合、「ふつうの人」の感覚に近いのは中央値です。 テストの点数のようにかたよりが少ないデータは平均、年収・家の値段・待ち時間のようにかたよりが大きいデータは中央値も一緒に見るのがおすすめです。
平均どうしの平均に注意(加重平均)
40人のクラスの平均が70点、10人のクラスの平均が90点のとき、全体の平均は (70 + 90) ÷ 2 = 80点 ではありません。人数の違いを考えて、(40 × 70 + 10 × 90) ÷ 50 = 74点 です。%(正答率・達成率など)の平均を出すときも、もとの人数や件数で重みをつけて計算します。
分散と標準偏差
分散は「平均からのずれの2乗」の平均、標準偏差はその平方根で、データのばらつきの大きさを表します。 上の例(2, 4, 4, 4, 5, 5, 7, 9)では分散 4、標準偏差 2 です。この計算機はデータ全体(母集団)の標準偏差を表示します。
英語・記号・Excel の関数
| 日本語 | 英語 | 記号 | Excel |
|---|---|---|---|
| 平均値 | mean / average | x̄(エックスバー) | AVERAGE |
| 中央値 | median | — | MEDIAN |
| 最頻値 | mode | — | MODE.SNGL |
| 分散 | variance | σ² | VAR.P |
| 標準偏差 | standard deviation | σ(シグマ) | STDEV.P |
Excel では =AVERAGE(A1:A10) のように範囲を指定します。標本(一部のデータ)から全体を推定するときは、分散に VAR.S、標準偏差に STDEV.S を使います(このツールの値とは少し違います)。 割合として比べたいときはパーセント計算、電卓での平均の出し方は電卓で平均を出す方法もご覧ください。
よくある質問
数はどうやって区切ればいいですか?
スペース、カンマ(, や 、)、改行のどれでも区切れます。Excel の列をコピーしてそのまま貼り付けることもできます。
中央値はどう求めますか?
数を小さい順に並べて真ん中の値です。個数が偶数のときは、真ん中の2つの平均になります(1, 2, 3, 4 なら 2.5)。
標準偏差は母集団と標本のどちらですか?
データ全体の標準偏差(母標準偏差、Excel の STDEV.P)です。分散は「平均からのずれの2乗」の平均で、その平方根が標準偏差です。
最頻値が「なし」になるのはなぜ?
どの値も同じ回数ずつしか出てこないときは、最も多い値が決まらないため「なし」と表示します。
いくつまで計算できますか?
一度に1000個まで計算できます。小数やマイナスの数も正確に計算します。