三角関数(sin・cos・tan)の計算方法

三角関数は、直角三角形の角度と辺の長さの比を表します。角度 θ のとき、斜辺・高さ・底辺の比が sin・cos・tan です。 角度がわかれば辺の長さが、辺の長さがわかれば角度が計算できるので、測量・建築・物理などで広く使われます。

関数電卓で sin 30° を計算してみる →

sin・cos・tan の意味

関数直角三角形での比覚え方(筆記体の頭文字)
sin θ(サイン)高さ ÷ 斜辺s を書く順:斜辺 → 高さ
cos θ(コサイン)底辺 ÷ 斜辺c を書く順:斜辺 → 底辺
tan θ(タンジェント)高さ ÷ 底辺t を書く順:底辺 → 高さ

よく使う角度の値(三角比の表)

角度sincostan
0°010
30°1/2√3/2√3/3(1/√3)
45°√2/2(1/√2)√2/2(1/√2)1
60°√3/21/2√3
90°10なし(定義されない)

電卓での計算例

「電卓で計算」を押すと、関数電卓に式が入って答えが表示されます(角度は度・DEG)。

計算答え説明電卓で試す
sin 30°0.51/2電卓で計算 →
cos 60°0.51/2電卓で計算 →
tan 45°1底辺と高さが等しい電卓で計算 →
sin 45°0.707106781187√2/2電卓で計算 →
cos 30°0.866025403784√3/2電卓で計算 →
tan 60°1.73205080757√3電卓で計算 →
斜辺10・角度30°の高さ5高さ = 斜辺 × sin θ電卓で計算 →

電卓での操作手順

  1. 関数電卓を開きます(計算機の「関数」タブでも同じです)。
  2. 角度の単位を確認します。度で計算するなら DEG、ラジアン(π を使う角度)なら RAD。
  3. sin・cos・tan を押し、角度を入れて = を押します。

反対に、比の値から角度を求めるときは sin⁻¹・cos⁻¹・tan⁻¹ を使います。くわしくはアークタンジェント(逆三角関数)をご覧ください。

三角関数の公式

  • sin²θ + cos²θ = 1
  • tan θ = sin θ ÷ cos θ
  • sin(90° − θ) = cos θ、cos(90° − θ) = sin θ

よくある質問

sin・cos・tan はどう覚えればいいですか?

筆記体の頭文字 s・c・t を直角三角形に重ねて書く順で覚える方法が有名です。sin は 高さ ÷ 斜辺、cos は 底辺 ÷ 斜辺、tan は 高さ ÷ 底辺 です。

sin 30° はいくつですか?

1/2(0.5)です。cos 60° も同じ 1/2 になります。

電卓の答えが教科書と違うのはなぜ?

角度の単位がラジアン(RAD)になっている可能性があります。度(°)で計算するときは DEG を選んでください。

tan 90° はいくつですか?

tan 90° は定義されません(値がありません)。cos 90° = 0 なので、tan = sin ÷ cos が 0 で割る計算になるためです。

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